2014年9月16日火曜日

現代中国の父 鄧小平 / エズラ・F・ヴォーゲル

1989年の天安門事件は、若い僕にとって非常に衝撃的だった。
ゴルバチョフが改革を行い、世界はデタントへと動いていた。
中国でも、鄧小平が起用した胡耀邦や趙紫陽がより自由主義的な改革を行っていた矢先の出来事に、とてもがっかりし、老いた鄧小平を恨んだのを覚えている。
この本では、
  • 列強への反感から共産党へ傾倒
  • 軍事的才能を認められての栄達
  • 独裁政治に翻弄され左遷
  • 復活と権力奪取
  • 政治改革と、新旧派閥のバランス
といった、彼の一生を豊富なデータでつづっているが、残念なことに、心情は語られていない。
ただ、毛のように、教条主義的な共産主義者ではなく、中国の独立運動に立脚した現実主義者であるし、レーニン主義よりももっと原始的な共産主義を想像していたのだろうとは思った。
一番印象的だったのは、改革開放政策の中での日本の役割だ。鄧小平は日本を目標として、日本に教えを請い、日本も惜しみなく教えた。
強大化した現代中国が、こういった過去を忘れて、自らの存在意義の主張のみに日中関係を捉えているかのような動きは、非常に残念だ。

2013年8月25日日曜日

かもめのジョナサン / リチャード・バック

自由について、一人で始めることについて、物質と時間と場所の超越について。
意外とピュアについて書かれてあるのかもしれない。

2013年7月18日木曜日

アルケミスト / パウロ・コエーリョ

夢、運命、前兆、心、宝物、愛についての物語。
「すべてのものは一つで、同じ者の手によって書かれている」 不思議な本です。

2013年6月6日木曜日

FISH! / S.Lundin, H.Paul, J.Christensen

社外講師の方に教えてもらった、イキのいい職場へのコツ。
「ポジティブな姿勢で出社し」「遊び」「人を喜ばせ」「いつも気を配る」
 遊び心は大切ですね。

2013年5月31日金曜日

THE GOAL / Eliyahu M. Goldratt

10年くらい前に日本でもベストセラーになりましたが、そのときは分厚かったので読む気になりませんでした。
制約条件セオリーを紹介するために書かれた小説ですが、セオリーより、主人公の熱意、システム志向、コーチングといったところが印象に残りました。
こういう、混乱から何とか進みながらラストに向かっていくドラマには、なぜかいつも惹かれます。

2013年5月14日火曜日

ミケランジェロの生涯 / Romain Rolland

才能と精神的な弱さとは関係ないと読むべきか、それとも偏狭な性格と執着心が天才的な偉業を作ったと読むべきなのか。天才の苦悩の人生を描いています。

2013年5月9日木曜日

The Hot Zone: A Terrifying True Story / Richard Preston

エボラ出血熱と格闘する人たちのノンフィクション。こういった新型のウィルスが後を立たず出てくるのは、熱帯地方の開発と人口爆発が関係しているという警鐘に納得するところありました。