お釈迦さまは、釈迦、仏陀、ゴータマ、シッダールタといろんな呼び名があり、どういうことかと思っていましたが、この本を読んでまあまあ分かりました。
ゴータマ・シッダールタというのが実名で、釈迦族の人。ブッダは「目覚めた人」という意味だそうです。キリストが救世主というのと同じようです。
厳しい修行を宗旨とするバラモン教に対して、ブッダは瞑想することにより悟りを開くのが大きな違いのようです。厳しいより簡単、これを突き詰めていくと、念仏のような超簡単なものにもなっていくのかもしれません。
ブッダ入門とはいえ、ブッダの教えの入門ではなく、ブッダの生涯の概観と、ブッダにまつわるうんちくの披露のようです。そういう意味では、別の本でもう少し掘り下げたいですね。