日本人に贈る人生と仕事の心得
まあ、なんと読みやすい本なんでしょう。角栄の一言が右ページにあって、左ページには写真と一言にまつわる多少のエピソード。
なぜこの100なのかは分かりませんが、心に響くのもいくつかありました。
- 「手柄はすべて連中に与えてやればいい。ドロは当方がかぶる。名指しで批判はするな。叱るときはサシのときにしろ。ほめるときは大勢の前でほめてやれ。」
- 「人から受けた恩を忘れてはならない。必ず恩返しをしろ。ただ、これみよがしに「お礼に参上した」とやってはいけない。相手が困ったとき、遠くから、慎み深く返してやるんだ。」
基本的には人間関係の政治家だったんでしょうね。義理と人情。人に関する深い洞察。人に信を得てものごとを進める。信を得ることはなんでもやる。
僕にないものを持っているので惹かれるのかもしれません。
小さい頃にロッキード事件が起こり、基本的には悪人のイメージがあります。しかし、人としては人間味にあふれた人だったんでしょうね。最近政治家田中角栄の見直しがされていると言いますが、政治家としてというより一人間として見直されるべきなのかもしれません。
https://tkj.jp/book/?cd=02373201
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