2018年11月11日日曜日

JTの変人採用 / 米田靖之 (2018)

「成長を続ける人」の共通点はどこにあるのか

タイトルどおり採用の話かと思ったら、違いました。正確には、採用の話も少し出てくるのですが、ほんの一部です。

この本でいう「変人」というのは「少し変わった人」ですが、「おもしろい人」というのが一番近いのではないでしょうか。
自分がおもしろい人になって、おもしろい人の繋がりをつけていくと仕事も面白くなる。会社もおもしろい人を大切にするとイノベーションにつながる。職場がおもしろくなると業績も上がる。そんな内容の本でした。
そういう意味では、人事や採用の本ではなく、イノベーションや、若い会社員に向けた仕事に向き合う姿勢を説いた本だと言えます。

「変化球を投げる技術より豪速球を投げる力」とか「必要なムダを捨ててはいけない」とか「小さいけど多少褒められることを企む」とか「アイデアの二段ロケットは別の方向に飛ばす」「高速で、小さな失敗をする」「出る杭は打つよりも、杭の頭らしきものが出てきた瞬間に引っ張り上げてやった方がいい」とかなかなかおもしろい格言がいっぱいであるところも、著者の「おもしろい」ところかなと思います。

遊び心を持って、面白く仕事をしている人って、かっこいいですよね。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321712000869/
https://docs.google.com/document/d/1mMEypYQVObg8j7PZFf8XDLj35DppoAWFua4oB7Dhexo/

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