2017年4月30日日曜日

経営戦略を問いなおす / 三品和広 (2006)

経営戦略とは、「機」を捉える経営者の時代認識の下、「立地」を選び「構え」を築き「均整」を整えることだそうです。
経営者の歴史観、世界観、人間観に裏打ちされた事業観により導き出され、コンテキストと人に依存する特殊解が、戦略だと言います。そういう意味で、経営は「為す」のではなく「読む」が真髄となります。
そこでは、売上は伸ばすものではなく、選ぶものとなります。

なるほど、と思いますが、自分でやるとなると、どうしていいのやら...
厳しいものだと思います。

第1章 誤信
  1. いつでも誰でも戦略?
  2. 何が何でも成長戦略?
  3. 戦略はサイエンス系?
第2章 核心
  1. 立地
  2. 構え
  3. 均整
第3章 所在
  1. 戦略は部課長が考えろ?
  2. 我が社には戦略がない?
  3. 戦略は観と経験と度胸!
第4章 人材
  1. 企業は人選により戦略を選ぶ
  2. 傑物は気質と手口で人を選ぶ
  3. 人事は実績と知識で人を選ぶ
第5章 修練
  1. 1.文系学生に送るメッセージ
  2. 2.中堅社員に送るメッセージ
  3. 3.幹部社員に送るメッセージ

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